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お彼岸

 お彼岸は、昼夜の長さが同じくなり気候が穏やかなこの時期に、私たちのいる此岸(しがん)から、仏さまの世界・彼岸(ひがん)へ、到彼岸(とうひがん・悟りの世界へ到る)する道を、問い聞き開く仏道週間をいいます。聖徳太子の時代より起こった日本独特の仏教行事と言われています。

 彼岸は、西方浄土と説かれていますが、なぜ西方なのでしょう。「西」という漢字は、鳥が巣で羽を休めている姿から生まれました。日が暮れてくると、鳥は巣に帰って体を休めます。鳥が安心して帰れるところ、それが「西」なのです。お浄土は、私たちが帰っていくところ、安心できるところです、だから西方なのです。

 お彼岸の最中に、秋季永代経法要をお同行と共にお勤めいたしました。そしてお聴聞です。今年は、南大社の欣浄寺・佐々木淳成住職に来ていただき、身近な話題からのお味わいを聞かせていただきました。また、證誠堂では、お彼岸のお勤めをいたしました。





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