人は 口の中に 斧をもっている
6月の掲示板 斧(おの)という道具を知っていますか。マキ割りをしたり、木を切ったりするときに使う刃物です。そんな大きなものは、口の中には入りませんよね。でも、お釈迦さまは、人は口の中に斧(おの)をもっていると言われます。なぜでしょう。それは私の話す「ことば」が、使い方によっては、人の心を傷つける道具になるからです。 友だちに言われた一言で、学校へ行けなくなった子がいます。会社で言われた一言で、死ぬことまで考える人がいます。 「ことば」の「斧(おの)」で、人の心を切ってしまったのです。この「斧」はどんな人間でも持っていて、いつ飛び出してくるかわからないのです。 人の心を傷つけ、自分自身も傷つける「斧(おの)」を持っているからこそ、言葉は大切に使いたいですね。 『仏教こども新聞』より


