あけまして おめでとうございます。
昨年の漢字は「災」でした。今年も厳しい年になっていくのかもしれません。
お釈迦様は、2600年前に濁りに満ちて汚れきった時代には、お念仏しかない、名号の南無阿弥陀仏を称えよとお教えになり、六方の諸仏方(※)は、その教えを信ぜよとお勧めくださいました。
浄光寺では、納骨堂である「證誠堂」の修復が昨年末に完成し、今春よりお骨をお預かりする予定です。
お堂に安置するご本尊は、平成の初めまで四日市の伊坂にあった證誠寺のご本尊でした。仏教には「證誠護念(しょうじょうごねん)」という教えがあり、諸仏方が阿弥陀仏のみ教えを証明し、念仏の行者である私達をを護ってくださるという意味があります。「證誠護念」の教えと、證誠寺から「證誠堂」の名前をいただきました。
詳細が決まり次第、募集を始めますが、どなた様でもお骨をお預かりいたします。
本年も、南無阿弥陀仏のみ教えに護られ励まされながら、精一杯生きていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
※六方の諸仏…六方は東西南北上下の世界を意味し、多くの仏さま方を表す。